インテリア,リフォームの仕事道

住宅,インテリアリ,フォームに関わる仕事経験28年。女性目線の仕事道。

戸建てインテリアコーディネーターの仕事とは?

インテリアの仕事について具体的に紹介していきたいと

思います。

 

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1,インテリアコーディネーター(略称IC)

※注意:会社により、業種・業務方法の違いがあります。下記は代表例です。

 

①戸建てハウスメーカー系IC 

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私は、大学を卒業した後、20代、社員でこの仕事につきました。

毎日、仕事が楽しくて一生懸命に働きました。

まわりの仲間(チーム)もみんな女性。

仕事で嬉しかったこと、悔しかったこと、悲しかったこと、家族の

ように思いを共有しながら、ハードだった仕事を頑張りました。

そのかいあって、チームワーク連携がよく、インテリア商材の

売り上げ好成績のチームでした!!

ここでの経験と学びがあったから後々まで、業界に居続けている

のだと思います。大切な経験です。

どんな仕事で、何がやりがいで、どんな思いが大切かは以下の

通りです。よろしければ、どうぞ~

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現在は、経験者を業務委託契約もしくは契約社員でICを抱える

ハウスメーカーが多いです。

業務委託契約の場合、物件単位の出来高制。

業務項目別、インテリア商材の売り上げ額に応じた報酬の規定が

定められています。

契約社員の場合、給与払いです。

経験値の高いICの場合、業務委託契約で仕事をする方が、

収入を増やせ、調整しだいでは他の仕事も請けられるとも

言えます。(ほぼフリーランス

契約社員の場合、他業種営業職に比べると収入は高くありません。

固定給が入るのでやや安定するのがよいところでしょうか。

契約社員でアシスタントICから入り、キャリアを積み、業務委託IC

に移行していくケースもあるようです。

私が仕事をしていた20年以上前は、正社員ICを所属させる会社が

ありましたが、今は少ない。ほぼないかもしれません?

そういえば、なぜでしょう?女性のキャリアを育てにくいからか?

指導者や管理職を会社に留めておきずらいからか?

この問題は、改めて後日、探って考えてみたいです。

 

仕事内容 会社により、業務方法の違いがあります。下記は代表例です。

・住宅の契約後のお客様をハウスメーカー営業,設計職から

 引継ぎ、色決め(内装材仕様,外装材色決め)をします。

 電気配線打合せ(照明位置,コンセントスイッチ位置決め),

 お客様の要望に応じたインテリア商材(照明、カーテン、家具等)

 の提案、打合せを行います。

・インテリア商材打合せ中、プレゼンボードやイメージ

 コラージュ,パース,スケッチ、家具図面等を作成し、お客様と

 空間イメージを共有することもあります。

・インテリア仕様決定後、営業,設計に引継ぎます。

 設計図書の仕様書、図面に指示、記載をします。

・インテリア商材 見積書作成、お客様へご提出

 お客様から金額のご了承が得られれば、ご契約。

・インテリア商材 発注、手配

 商材の納期を確認。住宅の完工日を確認し、納品、取付日を

 調整。納品、設置指示書を作成します。

※リフォームと違い、キッチンや設備機器や建材そのものの

 仕様を最初から打合せをすることは少ないが、お客様が特殊な

 ものを希望される場合は、ICメインに仕様決めを進めることもあります。

営業担当、設計担当、工事担当とのよい連携で、うまく仕事が

 まわっていきます。(お客様サービスが高いものになる。)

  これは、本当に重要です!!

 

この仕事で求められること

 ・顧客対応。接客が好きなこと。

 お客様と一緒に楽しくインテリアを語れると仕事が面白くなります。

・建築基礎知識。

 ハウスメーカーにより構法が違う。担当する住宅の構造を抑えて

 おく必要があります。(社内研修があるはずです)

・空間基礎知識

 動作空間(人間工学)、色彩、照明知識など。

 コーディネート、お客様へのアドバイスの際に必要です。

・商品知識

 お客様の求めているものを提案し、お客様に喜んでいただけると

 やりがいにつながります。仕事をしながら蓄えられることです。

・コミュニケーション、業務を調整する力

 他部署との連携が大切な仕事。コーディネーターとは、空間の

 コーディネートだけでなく、人をコーディネート(調整)していく

 ことが重要と、昔、先輩に教えられました。

 

私は、この仕事が大好きでした。

特に、営業、設計、工事と連携をして、お客様によいお家を提供する。

そして、お客様の喜んだ姿を見るのが大好きでした。

今でもそうですが、お客様のために何か提案をつくる時、お客様から

のお話、お客様の求めること(要望)、お客様のこだわり、を思い浮かべ

ながら考えています。その方にとって、何が一番よいのだろう??

と、考えています。

提案をする時は、私はお客様のこの言葉をこう捉えたから、このように

ご提案しました。そして、お客様のご要望を再確認して、ずれていたら

どの辺りが違うかヒアリング・打合せをして、修正する姿勢で打合せに

臨んでいました。

そして、この時に学んだことは、打合せの時にお客様を笑顔にすること。

そのために、雑談やお客様の話したいこと、自虐ネタなどなどを

打合せ中によくふっていました。

お客様によっては、もともと笑顔が少ない方もいますが、この方は

どうしたら笑ってくれるかな?どんな話をしたら喜んでくれるかな?

など、考えながら打合せを進めていたのを思い出しました。

あまり笑わない方が笑顔になった時、「よっしゃー!」という気持ち

になっていました。懐かしい~♪