インテリア,リフォームの仕事道

住宅,インテリアリ,フォームに関わる仕事経験28年。女性目線の仕事道。

戸建てインテリアコーディネーターの仕事とは?

インテリアの仕事について具体的に紹介していきたいと

思います。

 

f:id:enjoy-home-interior:20210429220628p:plain

1,インテリアコーディネーター(略称IC)

※注意:会社により、業種・業務方法の違いがあります。下記は代表例です。

 

①戸建てハウスメーカー系IC 

---------------------------------------------------------------------------------------------------

私は、大学を卒業した後、20代、社員でこの仕事につきました。

毎日、仕事が楽しくて一生懸命に働きました。

まわりの仲間(チーム)もみんな女性。

仕事で嬉しかったこと、悔しかったこと、悲しかったこと、家族の

ように思いを共有しながら、ハードだった仕事を頑張りました。

そのかいあって、チームワーク連携がよく、インテリア商材の

売り上げ好成績のチームでした!!

ここでの経験と学びがあったから後々まで、業界に居続けている

のだと思います。大切な経験です。

どんな仕事で、何がやりがいで、どんな思いが大切かは以下の

通りです。よろしければ、どうぞ~

-------------------------------------------------------------------------------------------

現在は、経験者を業務委託契約もしくは契約社員でICを抱える

ハウスメーカーが多いです。

業務委託契約の場合、物件単位の出来高制。

業務項目別、インテリア商材の売り上げ額に応じた報酬の規定が

定められています。

契約社員の場合、給与払いです。

経験値の高いICの場合、業務委託契約で仕事をする方が、

収入を増やせ、調整しだいでは他の仕事も請けられるとも

言えます。(ほぼフリーランス

契約社員の場合、他業種営業職に比べると収入は高くありません。

固定給が入るのでやや安定するのがよいところでしょうか。

契約社員でアシスタントICから入り、キャリアを積み、業務委託IC

に移行していくケースもあるようです。

私が仕事をしていた20年以上前は、正社員ICを所属させる会社が

ありましたが、今は少ない。ほぼないかもしれません?

そういえば、なぜでしょう?女性のキャリアを育てにくいからか?

指導者や管理職を会社に留めておきずらいからか?

この問題は、改めて後日、探って考えてみたいです。

 

仕事内容 会社により、業務方法の違いがあります。下記は代表例です。

・住宅の契約後のお客様をハウスメーカー営業,設計職から

 引継ぎ、色決め(内装材仕様,外装材色決め)をします。

 電気配線打合せ(照明位置,コンセントスイッチ位置決め),

 お客様の要望に応じたインテリア商材(照明、カーテン、家具等)

 の提案、打合せを行います。

・インテリア商材打合せ中、プレゼンボードやイメージ

 コラージュ,パース,スケッチ、家具図面等を作成し、お客様と

 空間イメージを共有することもあります。

・インテリア仕様決定後、営業,設計に引継ぎます。

 設計図書の仕様書、図面に指示、記載をします。

・インテリア商材 見積書作成、お客様へご提出

 お客様から金額のご了承が得られれば、ご契約。

・インテリア商材 発注、手配

 商材の納期を確認。住宅の完工日を確認し、納品、取付日を

 調整。納品、設置指示書を作成します。

※リフォームと違い、キッチンや設備機器や建材そのものの

 仕様を最初から打合せをすることは少ないが、お客様が特殊な

 ものを希望される場合は、ICメインに仕様決めを進めることもあります。

営業担当、設計担当、工事担当とのよい連携で、うまく仕事が

 まわっていきます。(お客様サービスが高いものになる。)

  これは、本当に重要です!!

 

この仕事で求められること

 ・顧客対応。接客が好きなこと。

 お客様と一緒に楽しくインテリアを語れると仕事が面白くなります。

・建築基礎知識。

 ハウスメーカーにより構法が違う。担当する住宅の構造を抑えて

 おく必要があります。(社内研修があるはずです)

・空間基礎知識

 動作空間(人間工学)、色彩、照明知識など。

 コーディネート、お客様へのアドバイスの際に必要です。

・商品知識

 お客様の求めているものを提案し、お客様に喜んでいただけると

 やりがいにつながります。仕事をしながら蓄えられることです。

・コミュニケーション、業務を調整する力

 他部署との連携が大切な仕事。コーディネーターとは、空間の

 コーディネートだけでなく、人をコーディネート(調整)していく

 ことが重要と、昔、先輩に教えられました。

 

私は、この仕事が大好きでした。

特に、営業、設計、工事と連携をして、お客様によいお家を提供する。

そして、お客様の喜んだ姿を見るのが大好きでした。

今でもそうですが、お客様のために何か提案をつくる時、お客様から

のお話、お客様の求めること(要望)、お客様のこだわり、を思い浮かべ

ながら考えています。その方にとって、何が一番よいのだろう??

と、考えています。

提案をする時は、私はお客様のこの言葉をこう捉えたから、このように

ご提案しました。そして、お客様のご要望を再確認して、ずれていたら

どの辺りが違うかヒアリング・打合せをして、修正する姿勢で打合せに

臨んでいました。

そして、この時に学んだことは、打合せの時にお客様を笑顔にすること。

そのために、雑談やお客様の話したいこと、自虐ネタなどなどを

打合せ中によくふっていました。

お客様によっては、もともと笑顔が少ない方もいますが、この方は

どうしたら笑ってくれるかな?どんな話をしたら喜んでくれるかな?

など、考えながら打合せを進めていたのを思い出しました。

あまり笑わない方が笑顔になった時、「よっしゃー!」という気持ち

になっていました。懐かしい~♪

 

インテリア、リフォームの仕事とは?

ブログ投稿が10年ぶりぐらいなので、書くのにまだ慣れません。

10年前まで「インテリアの道」というブログを書いていましたが、

人生のいろいろなことがあり放置。閉鎖しました。

もったいなかったかな・・・

書き方、まとめ方を勉強しながら投稿を続けたいです。

 

どんなところに、インテリアやリフォームに関わる仕事を

している人がいるのでしょう?

その種類と仕事幅について、みていきます。

 まずは、列記してみると、

●インテリアコーディネーター

●リフォーム営業

(営業、設計、工事管理全てを担当。もしくは一部分業)

●リフォームプランナー(設計者)

 マンション全面改修、戸建て増改築等は、営業担当者以外に

 建築・インテリア知識・技術のある設計者をつけることがあります。

インテリアデザイナー

●家具デザイナー

●家具メーカー ショップスタッフ

●照明プランナー

●ファブリックメーカーのショールームコーディネーター

●インテリアメーカーのショールームコーディネーター

●設備機器メーカーのショールームコーディネーター

と、あげればきりがないほど、様々な人がこの業界に関わっています。

それぞれ専門性に特化して仕事をされています。

皆さん、好きで仕事をしている人が多いです。

詳しい仕事内容については、また改めて紐解いて書きます。

 

そもそも、私がなぜインテリア、リフォーム業界に入ったかと

いうと、

かなりさかのぼります。

小学生のころ、ビーズ手芸やフェルト手芸に、はまっていました。

色合わせを考えて制作するのが楽しかったのを覚えています。

中学、高校生のころは、『私の個室』という雑誌があり、

毎回欠かさず買って熟読していました。

何度も読み返して自分の部屋のカラーコーディネートを考えたり、

生地を買ってきてカーテンや収納カバーをつくったり、置く小物の

色を考えたりと、楽しんでいました。

高校卒業後、建築士の受験資格がとれ、住居に特化した大学に進みたく、

某女子大学家政学部住居学科を第一志望で狙いましたが、あっけなく

落ちました。(人生初めての大挫折でした)

他の大学には合格しましたが、行く気持ちになれず彷徨いました。

色々考えて、某工業大学工業デザイン学科に入学しました。

第一志望に落ちたショックで、当時は大学名を言うのが嫌でした。

(大学に失礼。ごめんなさい)

ですが、その後、大学での4年間は本当に楽しかったです。

住宅インテリア以外、グラフィック、プロダクト、建築に興味を

もった友人たちに巡り会い本当によかったと思っています。

先生も加えて、よくお酒を飲みながらデザインについて友人たちと

語り合っていたのがよい思い出です。

この大学で学んだから、今でも、色々なことに興味を持ち、

深掘りしていくようになったのだと思います。大学に感謝!

大学(学校)の教育の意味は、そういうところにあるのでは

ないでしょうか。

就職活動では、キッチンだけとか、照明だけとかではなく、

トータル的に住宅のインテリアに関わる仕事でお客様対応の仕事に

つきたいと考えました。

それで、住宅メーカー直結のインテリアコーディネーターを社員で

抱えている会社に大学の先生からご紹介いただき入社しました。

と、かなり話がそれましたが、今回はこの辺で失礼します。

インテリア、住宅、リフォームの仕事  学校は行った方がよい?

 

f:id:enjoy-home-interior:20210426055058j:plain

仕事につく前に大学や専門学校で学んだ方がよいかといえば、

学んだ方がよりよい。

が、デザイン,インテリア系や建築系の学校出身でなくても、

バリバリ働いている人は意外と多い。

 

転職組が多い業種だ。社会人向けインテリア系スクール等で

勉強をしてから仕事についている人も多い。

スクールでの勉強経験なく働きながらキャリアを積み仕事を

している人もいる。

学歴や技術,テクニックが優れているからよい仕事ができる

わけではない。

顧客対応、営業力、人間力、調整力が必要な仕事だからだ。

(職種によってあった方がよいことは様々)

 

学校で学んだことを活かし仕事につき、更なる学びとキャリアを

重ね、仕事が面白くなっていく。よい仕事ができるようになる。

逆に、仕事からの学びと勉強がないと、よい仕事ができない。

仕事はお金のためだけにしている状態だろう。

そんな人を見かけることがある。

人によって様々だ。

 

仕事の価値をどう捉えるか。どうキャリアを積んでいくか。

何を学んでいるか。考えているか。

年齢を重ねていくと大きな差が出ていることに気づく。

 

私は、大学の工業デザイン学科を卒業した。

1,2年はデザインの基礎や人間工学を学び、3年4年は空間デザイン、

建築基礎知識を学んだ。確か・・・

大学での学びは楽しかったが、それが仕事に直結したかといえば

別物だ。考え方の基礎にはなったか?ぐらい。

大学で学んだから今がある。大きなことだが、その程度だ。

社会人になってからの方が本当によく勉強している。

それが大変でもあり、楽しく、やりがいがある。

f:id:enjoy-home-interior:20210425110644j:plain

 

インテリア,リフォームの仕事道

住宅,インテリア,リフォームの仕事を目指し、

長く続けている人がどれぐらいいるのだろうか・・・

憧れて高いところを目指して進んでも、意外とその道の険しさを

知る道だ。

また、自分に程よい高さ,範囲でとどまり仕事を続けていくことも

できる。

業界から抜けて違う道にそれていく人もいる。

また、道に進んでいけばいくほど奥深いことに気づき、

勉強しても経験してもまだまだ奥があることに気づく。

その面白さの道に入ると、道がどんどん広がり、他分野にまで

入り込んでいく道でもある。

そんなところを具体的に記していく。

 

道を目指している方、途中で立ち止まっている方、迷っている方、

走って頑張っている方、様々な通過点を超えた方、そんな方々の

ため、助けになること、気づきなどを発信していきたい。

f:id:enjoy-home-interior:20210425110644j:plain